身近な人の訃報は突然入るので、喪主や遺族に失礼のないように葬儀の参列をする時は、きちんとした礼儀を身に付けておくことが大事です。女性の場合はお肌の露出の多いデザインや、派手なメイクなどは避けて下さい。ナチュラルな印象の薄化粧を心掛けて、長い髪の毛は黒のバレッタなどで束ねておきましょう。
お通夜や告別式に参列する時は会式の時間に遅れないことが大事です。携帯電話はマナーモードにしておくか、電源を切っておきましょう。斎場では親しい人に出会う機会も多いですが、挨拶程度にして私語は慎むことが大事です。
僧侶が入場すると読経が始まり、血縁の濃い人からお焼香を行いますが、親族のお焼香が終わると一般参列者に順番が回ってきます。自分の順番が回ってきたら、遺族や参列者に一礼をしてから、遺影に一礼をしてから3回程度お焼香を行います。
宗派によって多少の違いがあるので、他の人と同様に行うと失敗がありません。心を込めたお焼香が終わったら、もう一度遺族に一礼をして退席をします。若い20代の人は葬儀の経験が機会が少なく、とまどうことが多いですが、基本的なマナーを身に付けておくと安心できます。
故人と親しい間柄の場合は供え花を注文したい人が多いので、事前に斎場に予約を入れておくと会式の時間までに準備をしてくれます。友人、知人の場合は親族よりも豪華な花を用意しないのが礼儀になっています。清潔感のある髪型やメイクを心掛けると、好印象を持ってもらえます。